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2021年1月16日(土)の事件と被害 [事件と被害]

●午後1時半

U一郎の爪切りをしていると、

「ビーッ、ビーッ、ビーッ・・・」

突然、けたたましく、警報音が鳴った。


あわてて、音の鳴る方へ行くと、

インターホンに取り付けられた警報機が

赤く点滅しながら、警報音を発していた。


急いで、点滅ボタンを押して、警報音を止める。

そして、そばにいたO次郎を、質問攻めにする。

「どうしたの?何かしたの?これ、どうして鳴ったの?」


すると、O次郎は、頭と目をキョロキョロさせながら答えた。

「ちゃんと作動するかどうか、確認してみたんだよ」


その時、インターホンから声が聞こえた。

「〇〇〇警備会社です。緊急通報がありましたが何かありましたか?」

私は、動揺しながら答えた。

「すみません。子供が間違って押しました。大丈夫です。すみません。」


安全確認の質疑応答の後、何とか事なきを得た。

どの一部始終を聞き終えたO次郎は、私に叱られる前に、

すごく楽しそうに、両手をばらばらにグルグル回しながら、

まるで、ねぶた祭りの踊り手のように、高く飛び跳ねながら

急いで部屋を出て行った。


部屋を出ていく時、部屋の扉のはじに、

O次郎の腕や足が「バンッ」とぶつかったが

いつものように、全く気にする様子もなかった。

あれは、たぶん、後で少しあざになるだろう。


ゆっくり追いかけ、少し長めに注意した。

でも、そんなことどうせ意味はない。

O次郎は、気がすむまで、またやるから。



●午後4時

小さい頃、2人とも、歩き始めるのが遅く、

特にO次郎は、足がグニャグニャでよく転んだ。

そのため、体幹やバランス力を鍛えるために

時々、バランスディスクの上で、片足立ちをさせた。






今日も、私がO次郎の片手を持ちながら、

O次郎に片足立ちをさせ、好きな歌を歌わせていた。

いつものように、O次郎は、ヨロヨロしながらも、

ご機嫌で、お経のような歌声を大音量で響かせていた。


その時、私のスマホが鳴ったので、

O次郎の体幹トレーニングを一時中断し

私は、隣の部屋へ移動して、話を始めた。


すると、「ギャァァッツ」「ウギギィーッ」と

いつものようにケンカが始まった声がした。


話もそこそに、電話を切って部屋へ戻ると、

U一郎が、横向けに倒れたO次郎の上に完全にのしかかり、

号泣するO次郎の顔に、バランスディスクを押し付けていた。


力づくでU一郎をO次郎から引き離し、

O次郎の顔から、バランスディスクを離すと

涙と鼻水でグジュグジュのO次郎の顔に、

少し穴ぼこのような痕がついていた。

バランスディスクについている突起のせいだろう。


少し離れたところで、口を開いて赤い舌をのぞかせながら、

サルのように「キヤァァァッー」と叫ぶU一郎に

「もうやめなさい!」と睨みながら強く言って

O次郎を洗面所に連れて行き、顔を洗わせた。



●その他

パソコンのマウスを壊された。

スティックのりが全部飛び出していた。

ベランダの側の窓のカーテンレールが少したわんでいた。 



 

  


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