特別支援学級のこどもの送迎のこと(1) [大きなお世話]
U一郎とO次郎は、特別支援学級へ通っている。
そして今、私は、毎日、この2人を、
学校まで、歩いて送り迎えしている。
家から学校までの距離は、
普通の子供だったら、一年生でも、
1人で歩いて通学できる程度だと思う。
もちろん、U一郎やO次郎だって、
1人で学校に通った方が、本人もいいだろうし、
私だって、本当は、そうさせたい。
でも、私は、U一郎やO次郎が、
「1人で通学して、途中、何かあっても絶対に大丈夫。」
とは、とても思えない。
2人とも、家から学校までの道は知っているし、
何もなければ、さすがに、もう往復できるだろう。
でも、何かあった時、通学路でどう行動するかなんて
可能性がありすぎて、予測なんてつかない。
その「何か」は、例えば、こんな時。
・よくわからないことが起きた時。
・感情が高ぶったり、気分が変わった時。
それに、ある時、ちゃんとできたとしても、
その後も、同じようにできるとは限らない。
2人とも、「自分で起こす変化」は好きだから。
そして、もしも子供を探さないといけない事態になったら、
一体、どういうことになってしまうんだろうか。
たとえば、2人同時に、別の方向へ行ってしまったら
私は、どちらか一方を探すの?交互に探すの?
(もう片方を探すのは、誰かにおまかせとか?)
それに、片方だけが、いなくなったとしても、
もう片方を、一緒に連れ回して、探すの?
(探すどころではないんじゃないかな。)
それとも、もう片方を、誰か預かってくれるとか?
(絶対、別の大きな問題が起きそうだけど。)
そんなわけで、
子供たちの支援学級の中には、
1人で登校する子供もいるけれど、
今は、私が、U一郎とO次郎を送迎している。
そういう判断って、結局は、
通学路の環境や子供の状態、家庭環境、
そして、親の考え方にもよると思う。
だから、よく知りもしないで
何の責任もとる気もない他人が
ひたすら、自分の考えを押し付けてくるのは
「やめてほしい」と思っている。