U一郎とO次郎は、小さい頃から

児童発達支援サービスや放課後等デイサービスに通い、

個別療育や集団療育をずい分受けてきた。


「お母さんが療育すると、子供が休む場所がないから、家で療育はしないで。」

「私達は、専門知識を持ったプロだから、信じて預けて」


療育のスタッフに何度もさとされ、

出産から出生後の発育状況、家族や夫婦関係、仕事内容まで

ことあるごとに、細かく質問されたあげく、

療育の支援計画や、療育での指導内容は、

私の要望よりも、ほぼ施設側の言うとおりに、進めてきた。


そして、ここまで来た結果、思うこと。

「療育なんて、行かなくても良かったのかも」


オムツ外しにしろ、着席にしろ

「どの子供にも、できるようになる時期」があり、

たぶん育児をしている親なら、それがわかると思う。


もちろん、療育で教えれば、多少時期が早まったり

スムーズにできるようになるかもしれない。

でも、少なくとも、私の子供たちに関しては

療育に通った甲斐があったとは、あまり思えない。


療育にかけたお金や時間や手間を

他のものにかけたら、どうだっただろうと

残念に思うし、少し後悔している。


でも、もう仕方がない。時間は戻らない。


だから、新年から、私が家で教えることにした。


そんなの、どうせダメかもしれないけど、

気を遣いながら療育に通うより、精神的にもマシ。


放課後等デイサービスは、

コロナが収束したら、遊びメインのところに移り、

子供たちに、外で楽しんできてもらおう。


2021年は、もう少しまともな生活がしたい。