障害のある子供が行方不明になった時(2) [放課後等デイサービス]
放課後等デイサービスを利用している子供が
施設や送迎車から勝手に出て行ってしまって
行方不明になってしまうことある。
子供が行方不明になった時、
どのように対応するかは、
施設によって本当に様々である。
私が知っているある施設では、
子供が行方不明になったら、
すぐに、保護者と警察と関係先に連絡し、
別の店舗のスタッフなどにもお願いして
関係者が総出で、捜索を開始していた。
無事に見つかった子供は、GPSをつけていたが、
発見されるまで少し時間がかかった。
また、私が知っている別のある施設では
子供が行方不明になった時、
空き時間のスタッフ1人だけが、近所を歩いて探した。
営業時間中で、他に空いている人がいなかったからだ。
結局、その子どものお迎えに来た保護者に、
行方不明であることを知らせた後、警察に連絡。
時間はかかったが、子どもは無事にみつかった。
他の用事のついでに、そこの責任者とたまたまこの話をしたら、
「施設の営業を短縮・停止して捜索することは、他の利用者に迷惑がかかるためできない。」
「営業時間以外は、スタッフのプライベートの時間なので、その時間に捜索することはできない。」
「責任者などは、もちろん子供の無事を願っているが、捜索については素人なので、プロである警察にお願いした方が良い。」
とそこの責任者が言っていた。
ここに書き記した2つの施設は、
私が、正反対の対応だと感じた例にすぎず
他にもいろいろな施設があったし、
同じ施設内であっても、その時のスタッフによって、
全く違う対応をすることもあった。
そんなことを経験したため、
私は、U一郎とO次郎に、GPSを持たせることにした。
そして、子どもが行方不明後に、
誰かに連れ去られてしまう可能性も考えて、
最大一週間充電不要というGPSにした。
U一郎とO次郎は、なぜかはしゃいでつけている。
きっとまた、何か誤解しているのだと思う。