2021年1月1日(金)の事件と被害 [事件と被害]
●午前7時
朝食の準備をしていると、O次郎がやってきて
「あっちの部屋に、フンみたいなものがあるよ」という。
「何?なんか嫌だなぁ。」と思いつつ、一緒に行くと
部屋に、丸くて黒いものが、いくつか散らばっており、
U一郎は、「ウンチ、ウンチー!」と笑い転げている。
人の大便にしては、小さいと思い、近づいて見ると
おせち料理の黒豆だった。
「O次郎!何してるのよ!」とO次郎を叱ると、
「違うよ、U一郎だよー、バーカバーカ」と走り去る。
黒豆を拾ってぺろぺろ舐めるU一郎から黒豆を取り上げ、
さらに床をくまなく探して、黒豆を拾い集め、処分する。
●午前8時
朝食に、おせち料理を少しだけわけて食べさせる。
「ニシンの昆布巻き」が気に入らなかったO次郎が
「こんなの美味しくなーい!」と不平を言うので、
「だったら、あとは、お箸をつけないで残しなさい」と言って
U一朗がお雑煮を食べるのをサポートする。
ふと、「何か、静かだな」と思ってO次郎を見ると、
さっきの昆布巻きをバラバラにしていた。
「食べ物で遊ばないの!」と叱ると
O次郎がゆっくりと顔をあげ、
「イクラ」を鼻の穴に入れ、歯ぐきに昆布をはさみ「二カッ」と笑う。
「O次郎、いい加減にしろ!」と主人が一喝すると、
O次郎は、フッと鼻息でイクラを落とし、昆布をニチャニチャ食べ
「はぁーい、ぱぱぁ。」と甘えた声を出す。
すると、O次郎が両親の注目を集めたことに、
何か大きく誤解をして嫉妬してしまったU一郎が
「うぎゃぁーーー、キィーッツ」と大絶叫しながら、
テーブルの裏面や脚を、ガンガンッと蹴り飛ばし、
さらに、テーブルクロスを両手でひっぱる。
食卓のお皿などが大きく揺れ動き、汁物などがこぼれる。
静かな元旦の朝から、ちょっとした騒動となり、
よくあることなのに、「もう嫌だ」と気力を失う。
●その他
それなりに、いつものごとく。