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2020年12月10日(木)の事件と被害 [事件と被害]

●午後4時半

私の用事が多かったため、

いつもよりおやつの時間が遅れる。


U一郎は、特に変わりない様子のため、

U一郎の好きな肉まんを用意する。


「おやつだよー」と呼ぶとO次郎がとんできた。

けれど、おやつには絶対反応するU一郎が来ない。


様子を見に行くと、

U一郎が右のこぶしを口に入れて座っており、

私を見ると「ウゥゥーッ」と悲し気にうなった。


慌てて、U一郎の口から手を出そうとするが、

無理に引っ張ると、顎が外れたりしそうで怖い。


私の背すじから首にかけて緊張が走り

のどの奥がキュウっとすぼまった。


「これは、救急車呼ぶしかないかな、、?」


私の目から口にかけても、強く引き締まり

鼻息を荒くしながら 口を閉じて鼻呼吸する。 


「ウゥゥーッ!」

U一郎が涙目で大きくうなり、体を揺らす。


「大丈夫。とれるから、落ち着いて。」

「ゆっくり、ゆっくり、力を・・」

「口を横に開いて、手をグー、手を小さく・・」

「歯をあげて、あくびして。あーん、あぁーん・・」


どの程度、言葉の意味が通じたのかわからないが

そんなことを考える余裕もなく、

静かに声掛けしつつ 身振り手振りで誘導してみる。


(私から見て)U一郎の左ほほが大きくふくらみ、

U一郎の親指の付け根が見えた時、

U一郎のうでを持ち。少し右側に傾けてみる。


すると、ゆっくりと親指の第一関節までが見え、


「あっっ!出たーーっ!!!」


U一郎はその時、確かに

「たすかったぁ、、」

と思ったであろうことが感じられる様子を示した。




少し落ち着きを見せるU一朗に

「もう、手を口に入れてはダメだよ」と

言いながらそっと抱きしめる。


グズグズとべそをかいて甘えるU一朗を

「今日のおやつは、肉まんだよ」と誘い

ようやく食卓へ連れていくと

U一郎のおさらは、O次郎の席にあり、

空っぽになっていた。


「O次郎、U一朗の肉まん、どうしたのっ?」と

私が苛立ちながら大声で叫ぶと

「だーれも来ないから、僕が食べてやったんだよー」と

隣の部屋から、O次郎が不敵な笑い顔を出す。

「バーかバーカ、U一朗の肉まんはないよー!」


「仕方ない。今日は、パンにチーズで食べようか。」

と、U一郎の様子を伺いつつ問いかけると

「ウギャァァーッ、ニグマンーーっ!」と

床を転げまわり、食卓の脚をガンガン蹴って大泣き。


もうなんか、すっかり疲れてしまって、

左側頭部から目にかけてズキズキと痛み出したため

U一郎には、自分の感情を自分で解決させることにして、

ノロノロと、夕飯の準備にとりかかる。


時々、様子をのぞくと、U一郎はずっと床に横に寝そべり、

床には、U一郎が落とした食器、食べ物のカス、水が見えた。

そして、U一郎は、花時計の秒針のように回転しながら

床に落とした物を、体でズルズルひきずって移動させていた。



結局、その花時計は、30分ほど回り続け、

私は、夕食の下準備が出来たあと、

すっかり汚らしくなったU一朗に

軽いシャワーを浴びせることになった。



●その他


もう、思い出したくない。





 



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2020年12月7日(月)の事件と被害 [事件と被害]

●午後4時

お役所で手続きをする用事があったため、

多めのおやつでお腹を満たしてから

U一郎とO次郎を連れて外出する。


また問題を起こすかもしれないため、

用事が終わるまで静かにしていたら、

帰りに「ハンバーガー」を買ってあげると

食べ物で釣っておく。



マクドナルドが大好きな2人は

目を輝かせてさっそく笑みを見せる。


お役所に行きなれない2人は、

目新しい場所に好奇心いっぱいで

とりあえず、用事は無事に終了。


帰りに、マクドナルドに寄るが。

混んでいて少し並ぶことになってしまった。

「まずいな」と思うが、どうしようもない。


少し待って「ハンバーガー」を手にした時には

U一郎が我慢の限界を超え、O次郎にキック!

O次郎は、すかさずU一郎の髪の毛をひっぱり返す。

マクドナルドの前の道路上に出たところで

2人が大声で叫びつつ激しく揉み合いとなる。


「いい加減にしなさい!」と仲裁に入るが

荷物も持っていて、なかなか引き離せない。

私は、ひじや肩で二人の間に入り込もうとした。


その時、ハンバーガーの入った袋が指先から離れて落下し、

揉み合う子供たちが、袋を踏みつけてひきずった。


「あぁぁっ!」


子供たちの動きがとまり、

全員がぺしゃんこになった袋を見つめた。


私は、そっと袋を拾って中を見る。

二つのハンバーガーは見事につぶれ、

包装紙が部分的に開いて中身が飛び出ていた。


U一郎が素早い動きで手をのばし

つぶれたハンバーガーをひったくろうとする。

けれど、「ダメ、もう食べれない」と言って

私は決して渡さなかった。


大声で泣きわめいて座り込む2人を引き連れ


普段の倍以上の時間をかけて家に戻る。

途中で、「お母さん、頑張れ!」と

誰かに声をかけられた。


帰宅後も、まだ争いを続けている二人を

すぐにお風呂に入れてしまう。

石鹸で泡を大量に作って体中に塗りたくると

キャァキャァ笑い声をあげて遊びだす。

お風呂から出したら、もう午後8時だった。



●その他


あったけれど疲れて書けない、

 




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2020年12月6日(日)の事件と被害 [事件と被害]

●午前6時

早起きのO次郎が、

まだ眠っている私のそばにきて、

私の背中に頭突きを始めた。

よくあることなので、

無視して少しでも休もうとしていると、

私の体の上を、上り下りするように

横になりながらゴロゴロと転がり始める。


「いい加減にしなさい!」と叱りつつ

よろよろ起きて朝食の支度にとりかかる。


食事の支度中、味付けをしたり

忙しくて手が離せない時には必ず

「ビデオ見たいからつけて」

「粘土で遊びたーい」」

などと、考え事ができないくらい大声で出して

しつこく何度も要求し続けて邪魔をする。




●午前10時頃

宅配便が届いた時、O次郎が玄関にきて

「すいませーん。助けて下さーい。」

「ぼくをここから出してぇー」と

配達員をからかう。

もう何度もやっているため、

慣れっこの配達員は全く相手にせずに去った。



●午後1時

「ママー、大変だよぉ、トイレが濡れてるー!」

O次郎の叫び声にトイレに急行すると、

トイレの便座、壁、そして床が濡れていた。

「何これ!どうして?」と叫ぶと

「U一郎が、便座に立っておしっこししてたんだー」

O次郎が得意そうに答える。


人の気配を感じて振り返ると、

U一郎が少し遠くで薄笑いをして見ている。


「トイレで遊んじゃダメって言ってるでしょ!」

思わず大声で注意すると、

またしても「キャヒィッ!」と歓喜の声を出し、

ワオキツネザルのように横跳びして逃げて行った。


「もしかすると、O次郎がそそのかしたのかも」

と思いつつも、余計な知恵をつけるのもまずいので

「早く宿題をしなさい」とO次郎に促す。


けれども、相変わらずO次郎は

「恐竜はなぜ絶滅したんだと思う?」と

噛み合わない話を大声で延々と続けてくる。

仕方なく、放っておいてトイレをそうじする。

あれこれ邪魔をされ、結局20分以上かかる。




●その他


稼働中の洗濯機のスイッチを何度も切られる。

エアコンをいたずらされ、暖房が冷房になっていた。

大型の動物図鑑の本を引きちぎられた。

目覚まし時計が紛失。

掃除機が分解されてあちこちにあった。



 




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2020年12月4日(金)の事件と被害 [事件と被害]

●午後4時

本日、マンションの各居室内の配管について

10分ほど清掃作業が行われる予定があった。


そのため、2人には、お菓子を多めに食べさせ、

お気に入りのDVDをつけておき、

さらに、画用紙1冊ずつと色鉛筆を渡しておいた。


予定時刻に業者の方が来て、作業が始まる。

子供たちが、変なものを配管に流していて

叱られるかもと、ヒヤヒヤしていたが、

あっという間に作業は終了。


ほっとしてリビングに戻ると、

U一郎の顔と手が、まだらにブルーマンになっていた。

そして、指からひじにかけ、骨にそって、

黒のペンで線がひかれており、

もはや人間とはとても思えず、

まさに気味の悪い系の生き物だった。


あまりのことに声も出ない私をみて、

キャヒヒィッ!と笑い声をあげたU一郎は

テラテラと青く光る歯と舌を見せつけた。


猛ダッシュで洗面所へ連れて行き、

口の中に手を入れ、U一郎に噛まれつつ、

顔や手を石鹸で何度も洗った。

最初はなかなか落ちなくて、

「だめかも。病院に行くべきかな?」と迷ったが、

そのうち、洗面所や私の手が青く染まり

少しずつ色が落ちていく様子が見られた。


15分位かけて洗っていたら、

退屈してきたU一郎がメソメソと泣き出した。

やっと叱る余裕が私に出てきたので

お決まりの無駄な注意を言い始めると


「なになになにぃ?どぉしたのぉ?」と

もう一人のブルーマンが顔を出す。


仕方なく、ゲンナリしながら2人目も洗う。

O次郎の方は、爪まで青くぬっており、

熱帯にいそうなヌメヌメした爬虫類のようだった。


「もう落ちないかも」と半ばあきらめつつ、

ぬるま湯とたっぷりの石鹸でこすり続けると

ゆっくりと人間の皮膚が現れてきた。


綺麗に清掃されたクリーム色の洗面所は

冷ややかでテラテラした青に変わり、

私の指は、皮脂を奪われ、カピカピになった。


なお、青いマジックはみつからなかった。

どこから持ち出されたのかも不明。


U一郎に聞いても

そもそも、質問に対する回答ができないし、

O次郎に聞いても、こういう時は特に、

事実と想像が混ざるため、真相はつかめない。





●その他

今日は、もう思い出したくない。




  



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2020年12月3日(木)の事件と被害 [事件と被害]

●午後3時

洗面所に、U一郎の気配がするので見に行くと、

家族全員の歯ブラシとはみがきを使って遊んでいた。

歯ブラシの先は割れ、排水溝ははみがきで詰まっていた。

思わず「あぁっ!」と叫ぶと、

キャヒヒィッ!と目を輝かせて大声で叫び、

ワオキツネザルのように横跳びして逃げて行った。

「歯ブラシで遊びません!」と注意するも

人間の言葉は全く届かない様子で跳ねていた。



●午後4時

U一郎が、いきなりO次郎の背中を足でキック!

2人でケンカが始まる。


力づくで2人を引き離したら、

U一郎のうなじにマジックの落書きを発見。

「100えん」と書いてあった。

O次郎に問いただすと、

「U一郎はいらないから、売るんだ」と回答。

O次郎を叱るも、反省の色は見えず。


U一郎にシャワーを浴びさせたが、

マジックの落書きは、石鹸では落ちない。

「100えん」とは見えないように

マジックで重ね塗りをして誤魔化す。


シャワーを浴びてご機嫌のU一郎を、

ふかふかのバスタオルで抱きしめてやると、

O次郎がふてくされて足を踏み鳴らし、

新品のティッシュを箱からまき散らす。



●その他

TVのリモコンのスイッチ部分が破壊されていた。

洗濯機のすすぎが途中で止められていた。

色鉛筆の芯が、ほとんど折られていた。

トイレのトイレットペーパーに魚の絵が描かれていた。

O次郎の前歯が青くなっていた。(マジックで着色?) 


 





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2020年11月28日(土)の事件と被害 [事件と被害]

●午前11時

数日前から子供たちに予告していたように

インフルエンザ予防接種(2回目)を受けに行く。


受付で、2人とも アルコール消毒を大量に噴霧したり

マスクを目につけたりするが、これらは想定内。

診察室内には おとなしく入室するが、

いざ接種の段階で 大騒ぎが始まった。


まず、U一郎が ぎゃぁぁぁぁっ!と大絶叫し

キャスター付きのイスを 足で思い切り蹴飛ばすと、

イスが かなりのスピードで壁に激突。

医師や看護士さんの制止を振りほどき、

机においてあった問診票などを 手で床に払い落とす。

医師や看護士、私が U一郎から少し離れて

「どうする?」「やめてもいいよ?」と問いかけると

ハァハァと荒い息を吐き、目を釣り上げて身構える。

そこで、O次郎が余計な一言。

「U一郎はバカだから、インフルエンザで死ね。」

いきなり、U一郎がO次郎に飛び掛かり、

O次郎の頭頂部あたりの髪の毛を引っ張る。

すると、O次郎は U一郎の顔の皮膚を指でつまみ、

さらに 爪でも引っ掻き始めた。

2人とも グワァァ! グウィッツ!などの

よくわからない大声で 叫びながら 

固く組み合い 両者が不動となる。


その時、医師と看護士が連携して U一郎に接種。

あっけにとられたU一郎に テープで処置をすると、

すぐさま、O次郎に接種。

O次郎は イタァァァァイーーーッ!と大号泣するが

一応、2人とも 無事に摂取終了。



いつもお世話になっております。

皆さま、ありがとうございました。

お騒がせして申し訳ございません。  



●その他

たくさん。

 




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2020年11月26日(木)の事件と被害 [事件と被害]

●午後4時

ゥワアアアッ! イタィーッ!

大きな叫び声に、急いで見に行くと

U一郎が、O次郎の髪の毛をひっぱり、

頭が横倒しのO次郎が、U一郎のうでに爪を立て

2人とも顔を真っ赤にしてケンカしていた。

「やめなさいっ!」と叱る傍から

2人とにも 殴ったり蹴ったりの大乱闘。

両者とも 出血こそなかったが、

打撲の跡は 広範囲につくだろう。

私も、腕と耳を負傷。

 


●午後5時頃

床に散乱していた本を本棚に片付けてると

本が8冊 ずぶ濡れになっていた。

たぶん、U一郎の仕業だろう。

時期は不明。

濡れている本を拭いて乾かす。




●午後6時頃

夕食の支度中、ゲラゲラ笑い声が聞こえた。

フライパンの火を止めて 見に行くと

O次郎が、洋服を引っ張り出して

メチャクチャに着ながら 踊っていた。

たしなめて 片付けるように言う。


急いで キッチンに戻ると 

U一郎が ニヤニヤして立っていた。

強い不安にかられなら 

「何してるの?」と聞くと

キャハハハァッと叫びながら

横跳びをして去っていく。


キッチンを見回すと、

はちみつのふたが開けられ、

蜜が 大量にこぼれていた。

きっと、指を突っ込んでなめたのだろう。

開封して日が浅いハチミツを処分する。




●その他


O次郎が、郵便物に落書きをしてしまった。

漢方薬を先に開封され、顆粒が床一面に散らばった。

浴室に置いてあるリンスを全部出されてしまった。

布団に大量の唾吐きをされ、また洗うことになった。


 




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2020年11月25日(水)の事件と被害 [事件と被害]

●午後4時半頃

ビリッ、ピリリリ、、ビィー

夕食の支度をし始めたら 紙が割ける音が響いた。 

濡れた手を拭き、急いで見に行くと

U一郎が また本を破っていた。

しかも、それは図書館で借りた本。

また弁償だ。



●午後5時頃

キュキュッ、キュゥー

今度は何の音だろうと 振り返ると

O次郎だった。

ぬいぐるみで 窓についた水滴を拭いていた。

ペンギンの白いおなかが 

薄汚れた灰色になっていた。


U一郎が 大きな足音でジャンプを始め、

両手で 壁や床を叩きだした。

「静かにしよう」と繰り返し言っても

毎度、聞くはずもない。

チョコレートを U一郎に見せると飛んできて

少し食べさせると やや落ち着いた。



●午後7時頃

戸棚のドアが開かない。

よく見ると、透明の接着テープが

べったりと貼りつけられていた。

これは、きっとO次郎だろう。

テープをはがすと、痕がかなり残った。



●その他

カレンダー全面に、大量のシールが貼られていた。

家族の予定表に落書きされ、不明の部分ができた。

炊飯器をいたずらされたらしく、お米に色がついていた。

壁紙とフローリングの一部を、爪ではがされた。



 



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